このページでは、almaarea.com(以下「アルマエリア」といいます)の管理人が考えた人生を歩むための秘訣を『運命の女神』と題して公開しています。
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資産の育て方
お金を貯めたいのであれば、使わなければ良い……これは道理です。
使わないお金は減りません。そして、節約は賃金に等しいというのも有史以来、使い古されて来た間違い様の無い名言です。
しかし、その様にして、せっせと貯金したお金も、使えば使った分だけ減ります。
もちろん、お金ですから使うために貯めているので『使うな』……というのは本末転倒。
問題は、お金の使い方の様に感じます。
生まれや職によって、手にすることのできるお金には限りがあります。
これをできるだけ減らさない様に生活を送ることができれば、それに越したことはないでしょう。それならば、何に、いつ、どのくらいのお金を使うと、そんな暮らしを実現することができるのでしょうか?
難しい経済学ではなく、日々の生活の目線で、貯蓄計画の組み立て方とは異なった視点で、お金の使い方について考えてみたいと思います。
資産と資本
お金は、資産であると同時に資本でもあります。
しかし、これは消費してしまうと必ず減ります。
それがお金です。
もしも、この資本であるお金を別の資産に代えて保有することができたと仮定して……そして、もしも、その資産が時間の経過によって価値が変動し、場合によっては保有し始めた時よりも高い価値を持つようになったとしたら……資産を増やした……という言い方ができる筈です。
これが、もっとも単純な、できるだけお金を減らさないで生活するためのお金の使い方です。
こうして、増えた資産を換金して、もう一度、お金に戻すことが可能であれば……資本を増やすこともできるでしょう。
増えた資本を再び資産に代えて、もう一度、資産の価値を高めることができれば、理論的には、永久に資本を増やし続けることも不可能ではない……ということになります。
夢の様な話ですが、不可能ではありません。
問題は、『価値が増える見込みのある資産』にお金を使うことができるか否かという点です。
価値が減る資産と価値が増える可能性のある資産
私たちは日々、食事をして過ごしています。
お弁当を買うか、レストラン等で外食にするのか、はたまた、食材を仕入れて来て自分で調理して食べるのか……いずれかの方法を選んでいることでしょう。
お弁当や外食、または食材を買うために支払うお金は資本です。
そして、得られた惣菜や、料理や、食材は資産です。
さて、これらの資産は時の経過とともに増える可能性があるのでしょうか?
ない……とは言い切れませんが、食品には消費期限がありますので、他の物と比べても難しいでしょう。特に、魚や肉などの生ものは時間の経過とともにその価値を下げ続け、最後には生ゴミになってしまうと考えられます。
しかし、食材で仕入れた原料を加工して、外食の料理やお弁当などの惣菜として、他の人に販売するとしたら……食材だけは価値が増える可能性のある資産と言うことができるかもしれません。
すると、一見同じ分類に見えていた物の中に、価値が減る資産と、価値が増える可能性のある資産が隠れていたことになります。
可能性の話と言われればそれまでなのですが、価値が増える可能性のある資産に資本となるお金を消費したいのであれば、食材を買うべきでしょう。それに、おそらくはこの3種類の中で、食材の単価が最も安いはずです。
安くて、価値が高まる可能性がある資産……この考え方が重要です。
続いて、もっと難しい問題を……宝くじと株券のいずれかを同じ金額分だけ買うとしたならば、貴方ならどちらを選ぶでしょうか?
今度は、リスクを考慮しなければなりません。
宝くじは当れば大きいですが、当らなければ、価値がなくなってしまうことが予見される資産です。
これに対して株式は、大きく価値が増える可能性は薄くとも、著しく価値が失われる可能性も低い資産です。そして、価値が下がる可能性があるということが必ずしもデメリットとは言えない資産でもあります。
どちらを選ぶのかは購入者の自由ですが、企業が解散しない限り、決算期毎に配当や株主優待などの付加価値を有する株券の方に魅力を感じる人も少なくはないのではないでしょうか?
資産の価値と時間
減るかもしれない……ではなく、多くの資産は時間の経過とともに『確実に』その価値を減らしていきます。
しかし、さきほどの株券などの場合には、その資産の価値が下がった時点で購入することで、「安く」購入することができる資産とも言えます。
同様に、時間の経過とともに価値を下げる資産も、その価値に満足できる価格であれば、「安く」購入することができる資産と言えます。
増える可能性のある資産を見付け、購入することを考えるだけでなく、時間の経過とともに変化する物の「価値」を見極めて購入することが、資本を必要以上に消費せずに、多くの資産を育てることのできる状況を生むことにつながります。
それから最後に、価値が減らない代わりに、資本への換金が難しい資産があります。
それが体験であり、人材であり、発想です。
次のページでは、価値が減らない資産である知識の使い方について考えています。



